result大会結果・決勝進出チーム紹介

決勝大会トーナメント表
  • 中国・四国予選大会
  • 中部予選大会
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  • 東北予選大会
  • 関東予選大会
  • 九州予選大会
  • 北海道予選大会

予選大会結果(決勝大会進出16チーム)

中国・四国予選大会

開催日:7月3日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による中国・四国大会レポート

グランプリの開幕を告げる戦い

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年7月3日、茹だるような暑さのこの日、“モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の中国・四国予選大会が広島県立広島産業会館にて開催されました。本予選大会はこれから開催される各地方予選の先駆けとなる大会なので、まだ使用するモンスターの構成なども成熟しきっていません。そんな中、今日のために練習を重ねてきたチーム同士が熱い戦いを繰り広げました。

タイムアタックRound“氷の道化師”

よく使われたモンスターは、ストライクショットでボスに大ダメージを狙える霊獲神 ハンターキングや強欲な捕食者 マモン、さらにボスに対して強力なキラーを持つ絡繰仕業師 近松門左衛門、金星の悪魔ベルフェゴール、浄壇使者 猪八戒、さらに中ボスのルイ13世対策として八岐ノ贄姫 クシナダ零など。今大会の予選突破のボーダータイムはちょうど3分程度となっていました。この日の最速タイムでも2分30秒のため、大技を狙ったタイムというよりも、緊張に負けずいつも通りの調子を出せたチームが突破していた印象が強いですね。みなさんも“氷の道化師”をプレイしてみると、恐らく3分というのがそこまで早いタイムではないということがわかるはずです。(実際僕が出している最速記録も3分13秒ほどです。)

バトルRound

ベスト16からのバトルRound“熱鉄の風車”では、ロボットキラーを持つ薄幸の天才剣士 沖田総司や髪長姫 ラプンツェルなどが活躍していました。特にステージ2での強力な友情コンボを持つフランス元帥 ダルタニャンの動きが、各チーム勝負の分かれ目となっていたようです。友情コンボの追従型貫通弾で中ボスのHPを大きく削ることができますが、ブロックに囲まれた中ボスの位置にうまく配置する必要があるので、練習量の差が顕著に現れた部分と言えそうです。

準々決勝の“緑林の邪竜”では、貫通タイプと反射タイプの編成の割合も様々。反射タイプを大幅に減速させる“ぷよりん”が多数登場するため、基本は貫通多めの戦略が取られがちですが、積極的にボスに攻撃できる反射タイプ2体の構成のチームが勝利を多くつかんでいました。反射タイプでの人気モンスターは、木属性キラーと高威力の友情コンボを持つ倭国の女王 卑弥呼、同じく反射タイプで木属性キラー、壁とのバウンド数で威力が上がるストライクショットを持つ曹操 孟徳など。この2体を操るプレイヤー次第でタイムは大きく変動するので、メンタル面が強いプレイヤーがこのモンスターを使う必要がありそうです。

準決勝で使われた“黄泉の主宰神”は『モンストスタジアム』上では練習ができないクエストなので、日頃から降臨時間に合わせた練習が必要になってきます。各チームはセオリー通り、水属性のアンチ重力バリア持ちモンスターで攻める中、“めっちゃ乙女”チームは聖告の大天使 ガブリエルの電撃を使っていち早く“ゾンビループ”を抜ける構成で挑戦していました。ボス戦までは楽に進められていましたが、後半動きにくく足を引っ張ってしまう結果となり、本番の難しさを改めて感じさせる一幕となりました。また、友情コンボとストライクショットが強力な、追加されたばかりの新世界の創造主 ノアを早速採用したチームも目立ちました。

静と動の決勝戦

強豪がひしめく中、決勝戦で戦うのは“指差し確認ヨシ!!”チームと、“こうへいのモンストラボ”チームとなりました。冷静で、終始「楽しみたい。」と意気込みを語る“指差し確認ヨシ!!”チームに対して、観客を巻き込んだパフォーマンスを得意とする“こうへいのモンストラボ”チームという、対称的な組み合わせです。3本中2本先取というルール上、先行したチームが与えることができるプレッシャーは大きく、過去の大会では2本ストレート勝ちという流れが多かったんですが、今回は3本目までもつれる大接戦となった。

この両者の戦い、優勝をつかんだのは“指差し確認ヨシ!!”チームとなりました。落ち着いていたように見えましたが、「観客の皆さんが沸くとやっぱりテンション上がりますよ。」と語るのは同チームのコニス選手。ここまで来る間に会場の空気に適応し、成長していたことがうかがえます。実際にコニス選手は1戦目のベルフェゴール、2戦目の神威、3戦目の曹操と、ダメージを稼ぐ役割のモンスターを操っていたので、この日のキーマンとなっていたことは確実です。また、このような大舞台で物を言うのはやはり度胸で、“勝つ流れ”を引き寄せられるかどうかという点が大きいように思います。そういう意味では“こうへいのモンストラボ”チームは勝ちをつかめそうな勢いを確実に持っていましたが、1本先行した後の1対1の同点に持ち込まれたことによる動揺もかえって大きかったのかもしれません。

今後の大会にどう影響するか

本大会では、チーム4人中無課金プレイヤーが3人というチーム(“真金吹く無課金”チーム)もベスト16の争いに食い込んでいました。大会中、降臨モンスターの使用頻度も高かったため、練習量が伴えば十分に勝つことが可能ということではないかと思います。誰にでもチャンスがあることがわかった本大会の結果は、今後の大会に与える影響も大きそうですね。

▼中国・四国予選大会の戦いを見る!

中部予選大会

開催日:7月10日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による中部レポート

新モンスターも続々登場

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年7月10日、 “モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の2回目の予選大会となる中部予選大会が、名古屋 茶源ホールにて開催されました。前回の中国・四国予選大会の時点では登場したばかりだったモンスターも、日が経ち、研究が進むことによって本格的に採用されることが予想されます。前回大会の上位チームも多数エントリーしているということで、注目が集まります。

タイムアタックRound“氷の道化師

前回の最速タイムは2分30秒でしたが、今回の最速タイムは2分6秒と、実に20秒以上速くなっています。また、バトルRound進出のボーダーラインは2分52秒と前回からは約15秒ほど速くなり、全体的にレベルが上がっていることがわかります。“氷の道化師”ステージで前回の大会から変化していることは、聖騎士キラーLを持つ都牟刈之太刀 天叢雲の採用が増えたことです。前回の大会では登場した直後だったためあまり見かけることはありませんでしたが、今大会では練習時間もあったため採用率が上がったのではないでしょうか。また、強力なロックオンワンウェイレーザーを持つ世界を閉じる者 ロキや太陽の女神 アポロXで、きれいにハマりきれず倒しきれなかった時のカバーを狙った戦略もやや増加傾向にありました。

バトルRound

“熱鉄の風車”で圧倒的に採用率が高まったのは、新世界の創造主 ノア。これまでフランス元帥 ダルタニャンの友情コンボを主力として攻める型が多かったですが、その型の場合ダルタニャンのターンのダメージ量が落ちる傾向がありました。しかしノアであれば、プラズマ持ちのためダルタニャンで引っ張ってダメージを稼ぐこともできるうえに、ダルタニャンとノアの二重の友情コンボで一気にブリアレーオのHPを削ることができます。スピードアップ Sも追従型貫通弾との相性がよく、全体的な攻撃力の底上げとなったようです。

準々決勝の“緑林の邪竜”ではドラゴンキラーを持つモンスターの採用が増えました。ドラゴンキラーELを持つ武力の神器 天叢雲は友情コンボにもキラーが乗るため、バジリスクに対して爆発的な攻撃力を持ちます。同様に、拳を極めし者 豪鬼もドラゴンキラーMがバジリスクに対して有効です。いずれのモンスターもボス戦での配置が肝となるため、前ステージの時点での配置が問われます。

準決勝の “黄泉の主宰神”では、ボス戦重視かゾンビループ重視かという戦略が大きく分かれる中、魔に魅せられし者 リコル入りの編成も登場しました。リコルはレーザーストップ以外アビリティが噛み合っているとはいえない中、ストライクショットでボスに張り付きつつ高威力の友情コンボ“フレア”を何度も当てるというテクニックを披露。また、ワンウェイレーザー持ちのテキーラを2種採用するという、爆発力はある一方で高度なプレイングスキルを要求される編成も見られました。

タイムアタック通過1位と2位の戦い

決勝を争うのはタイムアタックRound1位通過の“今池壁ドンズ”チームと2位通過の“運極周回”チーム。1発勝負のタイムアタックRoundは運が絡むこともありますが、順当に勝ち上がってきたところを見るに両者の実力の高さがうかがえます。さらに“運極周回”チームは前回大会である闘会議カップ準優勝ということで、熱い戦いが繰り広げられそうです。

1本目の“氷の道化師”では、“今池壁ドンズ”はオーソドックスな魔封じ持ち編成。一方の“運極周回”は世界を閉じる者 ロキと太陽の女神 アポロX、さらには決戦の聖勇者 ロイゼに天降荒神スサノオノミコトまで組み込んだ圧倒的な友情コンボ重視の編成。敵の間に挟まらなくても友情コンボで削りきることができる、全く新しいコンセプトの編成でした。かなり安定したスピードで各ステージ突破できていましたが、それを上回る精度でショットを決める“今池壁ドンズ”が1戦目勝利をつかみます。

続く2本目、ダルタニャンとノアという安定した火力を出せる編成を持ってきた“今池壁ドンズ”に対して、聖炎の女神アグナムートや荒野の悪魔 アザゼルなど、またしてもこれまでの大会で全く見なかった編成を繰り出します。試合運びは “今池壁ドンズ”が優勢。「ここしかない」と思わせる絶妙なポイントにダルタニャンを配置し、ノアとあわせて友情コンボであっという間に削ります。そのまま目立ったミスもなく、序盤のリードをキープしたまま“今池壁ドンズ”が勝利。

両チームどちらが勝ってもおかしくない状況でしたが、2本ストレート先取で“今池壁ドンズ”が勝利をおさめました。本大会では、中部地方は準優勝と優勝の2チームが決勝大会に出場できるため、決勝戦は幕張行きの切符が確定した状態での戦い。優勝した“今池井壁ドンズ”のリーダーのなんとかキララEL選手は、「本気で楽しめたのはこの2回だけ。ずっと緊張緊張でしたが、楽しめました。」と語ります。緊張の中で、正確無比なショットを決められ続けた集中力と、チーム全員のレベルの高さが印象深い戦いでした。

次回大会は更なる混戦の予感

今大会において上位チームが披露した新しいコンセプトの攻めの形は、今後行われる大会に出場予定のチームに大きな衝撃を与えたことは確実です。ここからさらに新しい形へと昇華するか、あるいは今回提示されたコンセプトを極めるのか、はたまた違った独自の道を進むのか、楽しみな展開になってきました。ある程度定型の編成が固まったかと思いきや、自分たちでやりこみ、その答えに甘んじないという精神が今回の結果に結びついたところも大きいと思います。まだまだ予選大会は続きますが、それぞれのチームの戦略にさらに注目したいところです。

▼中部予選大会の戦いをみる!

関西予選大会

開催日:7月17日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による関西レポート

強豪が集まる関西

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年7月17日、 “モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の3回目の予選大会となる関西予選大会が、大阪南港 ATC HALLにて開催されました。関西予選大会は決勝大会進出チーム数が3チームという大型予選大会です。これまでよりもさらに激しい戦いが繰り広げられそうですね。

タイムアタックRound“氷の道化師”

今回顕著だったのは、中部予選大会で準優勝に輝いた“運極周回”チームが見せた、友情コンボ重視の編成を採用したチームの増加です。世界を閉じる者 ロキと太陽の女神 アポロX、決戦の聖勇者 ロイゼ、天降荒神スサノオノミコト、円卓の騎士王 アーサーといったロックオンワンウェイレーザー持ちのモンスターの友情コンボでザコを削る戦略となります。すごく早いタイムが出るわけではないですが、本番一発勝負なので、安定したタイムが出せることが人気につながっているようです。参加チームが多い予選大会でもあるので、キラー持ちで早いタイムを狙うオーソドックスな編成も多く見られました。

バトルRound

差が広がりやすい“熱鉄の風車”では激戦が見られました。まず、採用率が上がったのは新世界の創造主 ノア。フランス元帥 ダルタニャンとのコンビは強力です。そんな中、今回新たに採用され結果を残したのが倭男具那命 ヤマトタケル零。この枠は、従来反射タイプの髪長姫 ラプンツェルの枠でしたが、貫通タイプを4体にすることで、ボス戦までの安定感が増しました。一方で、その2体を使わなかったチームも勝ちあがっています。美髭の武神 関羽や聖魔転生 天草四郎時貞などの反射タイプ多めの編成は、難易度は高いもののキッチリ弱点位置などがハマった時の爆発力は高く、序盤の差を一気にボス戦で埋めることも可能です。

準々決勝の“緑林の邪竜”では3手目、あるいは4手目に倭国の女王 卑弥呼を据える構成がかなりメジャーとなってきました。2ステージ目をいかにスムーズに抜けられるかどうかはその後のプランに大きな影響を与えるので、重要なポジションとなります。また、キラー持ちをボスの近くに配置した状態でボス戦に入れたチームの勝率が高かったので、多少遅くなっても前ステージでしっかり配置しておいたほうがよさそうです。

準決勝の “黄泉の主宰神”では、ゾンビループを安定して突破できるようにワンウェイレーザー持ちを入れた構成が人気です。妖怪大将 ぬらりひょんやフォックスメタル・ルードを1体だけ入れた、ボス戦の1発クリアを狙った構成もまだまだ人気ですが、本大会も含め、これまでの大会で1発クリアを決めたチームはまだ出てきていません。

激戦必至の3位決定戦

本大会では3位のチームにも決勝大会出場権が与えられます。3位決定戦で使われるのは“氷の道化師”ステージなので、タイムアタックRoundを突破している“AGO Japan”と“モンモン一族”両者とも得意なステージだということは明らかでした。そんな中、この激戦を制したのは友情コンボを重視した編成の“AGO Japan”。多少のミスをしても友情コンボでカバーできる編成、そしてしっかり声を掛け合いながらプレイすることで勝利を掴みました。

落ち着いたチーム同士の対決

決勝を争うのは前回大会経験者を多数擁する “【笑】獣神亭一門”チームと落ち着きのあるプレイで勝ち進んできた“高速点滅”チーム。どちらもここまで勝ち進んでくる中で、ほとんど緊張した様子もなく、準備と練習量の差が勝負を決めそうです。

1本目の“氷の道化師”では、“【笑】獣神亭一門”は今大会人気の友情コンボ重視の編成。一方の“高速点滅”はキラー多めのボス戦を意識した編成です。序盤からうまく敵に挟まれず、テンポが乱れてしまった“高速点滅”に対して、安定してステージを突破した “【笑】獣神亭一門”が先にクリアとなりました。

続く2本目、やはり倭男具那命 ヤマトタケル零入りの貫通4体編成の“【笑】獣神亭一門”。“高速点滅”はハマれば強い髪長姫 ラプンツェルがその枠に入っています。ほぼ同時にボス戦に突入しましたが、“【笑】獣神亭一門”のフランス元帥 ダルタニャンがブロックに埋まってしまい友情コンボが出せない状態になってしまいます。タッチの差でしたが、うまく反射タイプでハマれた“高速点滅”が1本取り返すことに成功しました。

もつれこんだ3本目。“【笑】獣神亭一門”は倭国の女王 卑弥呼でセオリー通り2ステージ目の中ボスを1発で討ち取ります。追う“高速点滅”は3ステージ目で中ボスを先に撃破。ボス戦ではお互いドラゴンキラー持ちをボス付近に配置できていたので、荒野の悪魔 アザゼルのストライクショットで動かして倒そうというところ。先に“【笑】獣神亭一門”が拳を極めし者 豪鬼を動かしますが、反射に嫌われ複数ヒットしません。続く“高速点滅”、見事に武力の神器 天叢雲を動かすことに成功し、ボスのHPを削りきりました。

結果、この大接戦を制したのは、落ち着いた中にも楽しみながらプレイしていた様子が印象的だった“高速点滅”チームでした。高いプレイングが要求されるパーティ編成でここまで勝利を掴み取ることができたのは、その場その場での落ち着いた状況判断の賜物ではないかと思います。

事前の準備が重要に

前回の大会で“運極周回”が見せたパーティ編成が、今大会でも大きく結果を残しました。それ以外の編成も、ほぼほぼ煮詰まってきた状況といえます。そうなった場合、大事になってくるのは、わくわくの実を仕上げられるかどうかという、小さなようで大きな差です。実際にタイムの差はかなり詰まってきている状況なので、事前に仕上げられるところは確実に仕上げておいたチームが有利となります。まだ見ぬ編成を考えるのももちろんアリなので、色んな作戦を試してみてほしいですね。次回の予選大会も楽しみです。

▼関西予選大会の戦いをみる!

東北予選大会

開催日:7月31日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による東北レポート

予選大会もいよいよ折り返し

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年7月31日、 “モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の東北予選大会が、夢メッセみやぎにて開催されました。今大会では、決勝大会へ参加できる2チームの枠を争うことになります。坂本龍馬の獣神化が新たに使用可能になりましたが、どう影響を与えるのか注目です。

タイムアタックRound“氷の道化師

今回も中部予選大会以降登場した、友情コンボ重視の編成を採用したチームが多く見られました。一方でキラーアビリティ持ちを多く採用した編成も健在でしたが、どちらの編成でもルイ13世をいかに早く撃破できるかが鍵となっていました。シールドや壁との間にうまく挟まって1〜2回の攻撃で突破できるとかなり早いタイムがでるようです。一つ気になる編成といえば、森の英雄 ロビン・フッドを入れる形。ボス戦でシールドが残っている状態でボスの側に配置できると、すごい数の全敵ロックオン衝撃波がボスに当たるので大ダメージを与えることに成功していました。

バトルRound

“熱鉄の風車”においては、新世界の創造主 ノアとフランス元帥 ダルタニャン、そして薄幸の天才剣士 沖田総司はほぼ固定メンバーとなってきた印象です。そんな中、新たに採用され結果を残したのは青い翡翠 春麗。2ステージ目、ダルタニャンのターンでは基本的に配置を行うのみでそこまでダメージを稼げないパターンが多い中、爆発持ちの春麗を1度タッチすることによって、ダルタニャンのターンもしっかりダメージを稼げたことがタイム短縮に繋がっていたように思います。

“緑林の邪竜”ではやはり追加されたばかりの維新回天の英傑 坂本龍馬を入れたチームも現れました。また、ゲージを必要としない海援隊隊長 坂本龍馬の採用も増加傾向にあります。これらの貫通タイプでぷよりんをしっかり倒し、多少時間がかかってもボス側にキラー持ちモンスターを配置してボス戦に突入できると勝率はグッと高まりそうです。

準決勝の “黄泉の主宰神”では、これまで見られなかった特徴的な編成が目立ちました。まずは慈愛の聖天使 ラファエル。これまでも採用されやすかったテキーラのワンウェイレーザーとは違い、十字レーザーは範囲が広いため当てやすく、さらにロックオン毒衝撃波でゾンビループも安定して抜けることができていました。また、“熱鉄の風車”同様にノアとダルタニャンを入れた構成も強力でした。特にボス戦での火力がすさまじく、ループさえ安定して突破できればかなり好タイムを叩き出せる編成となりました。

タイムアタックRoundからの大逆転

決勝を戦うのは、なんとお互いタイムアタックRoundではあまり理想的なタイムを出せなかった “Bulldozer”と“Let It Burn”の2チーム。今大会の解説も担当しているS嶋さん、そして有名プレイヤーありすぅさんを要する “Bulldozer”と、これまで採用されてこなかったモンスターを多く採用した編成で勝ち上がった“Let It Burn”の戦いです。

1本目の“氷の道化師”では、“Bulldozer”はキラー多めのボス戦を意識した編成。ロビンフッドの採用は友情コンボでの削りも意識しているとのことです。一方“Let It Burn”は人気の友情コンボ重視の編成。この戦いでは、“Bulldozer”チームが完璧な立ち回りで敵にハマり続け、圧倒的な差をつけて勝利しました。やはり友情コンボ多めの編成は安定したタイムを出すことはできますが、キラー多めの編成が完璧な立ち回りをした場合、その差を埋めるのは難しかったようです。

2本目、“Bulldozer”は貫通4体編成。“Let It Burn”は春麗が入っています。バトルRound序盤での戦い同様、爆発持ちの春麗で1手早い動きができた“Let It Burn”が優勢。相手の動きを見つつ、やや演出が長めの春麗のSSで大ダメージを与え、逃げ切ることに成功しました。

勝負を決する3本目。維新回天の英傑 坂本龍馬を採用する“Bulldozer”は、2ステージ目で倭国の女王 卑弥呼が中ボスを1発で撃破することに成功。しかし、“Let It Burn”も負けじと追い上げ、ボス戦に最初に到達したのは“Let It Burn”でした。緊張が高まるボス戦、アザゼルの号令SSでザコを一気に処理し、スペースを空けた“Bulldozer”。最後は卑弥呼をボス下のスペースに入れ込み、見事な逆転を果たしました。

両者一歩も譲らない激戦を制したのは“Bulldozer”チームとなりました。この決勝戦でも狂いなく完璧に理想的なコースを狙える集中力が優勝につながったのではないかと思います。まるでマシーンのように正確にショットを決める姿が印象的でした。

正解はない

パーティが煮詰まってきたように見えた環境ではありましたが、これまで採用されていなかった編成を使ったチームが結果を残していました。手持ちが足りないという理由ではなく、自信を持って「このモンスターが最適」と判断できるほど練習を重ねたチームが上位に残ったのは、やはり大会への熱い情熱の賜物だと思います。次回はいよいよ激戦が予想される関東予選大会。まだまだ目が離せませんね。

▼東北予選大会の戦いをみる!

関東予選大会

開催日:8月7日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による関東レポート

有名プレーヤーも多数参戦

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年8月7日、 “モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の関東予選大会が、東京流通センターにて開催されました。今大会は関西予選大会と同じく、決勝大会へ参加できる3チームの枠を争う大型大会です。有名プレーヤーも多くエントリーしているということで波乱が予想されます。

タイムアタックRound“氷の道化師”

今大会のタイムアタックRoundは波乱が巻き起こりました。有名プレーヤーを擁するチームが軒並み敗退してしまうという結果になってしまったのです。編成に関してはこれまでの予選大会のパーティを踏襲したものが多かったですが、うまくハマったところとそうでないところの差が大きく出てしまったように思います。実際、これまでの予選大会であれば通過できた3分というボーダーは、今大会では2分44秒というタイムにまで上がっています。本番一発勝負の恐ろしさがわかる結果ですが、練習どおりの結果を出すためには依然として練習の重要性は変わらずといったところだと思います。

バトルRound

“熱鉄の風車”はやはり新世界の創造主 ノアとフランス元帥 ダルタニャン、そして薄幸の天才剣士 沖田総司は鉄板の構成となっていました。特に2ステージ目でのダルタニャンとノアの配置がほとんど勝負を決めると言っても過言ではない状態です。ただ、その後もブロックの存在によって大きく差が開くステージなので、最後まで油断できない展開となっていました。

“緑林の邪竜”はボス前にいかに配置を終了しておくかということがカギとなっていたようです。ボス前に配置が完了していた場合、とりあえず配置したモンスターまでターンを回せばいいだけですが、配置が完了していないとぷよりんの処理から始める必要があるため、トータルで見るとかかる時間が増えていました。ボスのバジリスクと壁の間に最終ステージで狙うよりは前ステージから配置する方が確実に楽ではあるため、そのプランをどう立てるかが勝敗を分けたのではないでしょうか。

準決勝の “黄泉の主宰神”は、ベストの編成で挑めたチームとそうでないチームに分かれていました。まさかここまで到達するという想定がなかったというところが大きいと思いますが、神化と進化の違い、あるいはわくわくの実の厳選不足など、準備が間に合わなかったチームは残念ながらこのステージでは負けてしまっていた印象です。編成としては、やはりノアとダルタニャンの組み合わせが猛威を奮っています。

両者一歩も譲らない3位決定戦

3位決定戦は“氷の道化師”。キラー編成の“犬家”チームと友情コンボ編成の“平成の開国スクラッチ”チームの対戦です。ここまで勝ち上がっているチームなので、壁を利用したザコのハマりは完璧で、ステージ2まではお互いノーミスで進行します。しかし、“犬家”がルイ13世に苦戦してしまい、先に通過した“平成の開国スクラッチ”がアポロXのボス下への見事なショットで逃げ切りました。

技と技のぶつかり合いとなった決勝戦

決勝を戦うのは、“かやもんですが?”と“鼻毛born”の2チームです。タイムアタックRoundでは16位とギリギリながらもここまで上がってきた“かやもんですが?”。そしてチーム名をひたすらいじられ続けてその存在感をアピールできた“鼻毛born”の戦いとなりました。

1本目の“氷の道化師”では、両チーム友情コンボメインの編成。“かやもんですが?”はガブリエルを採用し、“鼻毛born”はアーサーを採用しているという違いがあります。序盤はガブリエルの電撃が効いて“かやもんですが?”が先行しますが、ルイ13世にうまくロキがハマった“鼻毛born”が逆転します。ボス戦で並びましたが、“鼻毛born”の友情コンボが大きくボスのHPを減らし、そのまま削り切る形となりました。

2本目、“かやもんですが?”はヤマトタケル零を採用した編成。“鼻毛born”は白爆発を持つアグナムートを採用した形です。2ステージ目までお互い順調でしたが、3ステージ目で差が開きます。“かやもんですが?”の沖田が右上のスペースに入れたことで、中ボスのHPを大きく削りました。“鼻毛born”もボス戦で追いつきますが、すでに半分削られていたボスのHPを巻き返すことはできませんでした。

緊張の3本目。2ステージ目、“鼻毛born”は卑弥呼から曹操へと続くため、2手で中ボスを削り切ります。対する“かやもんですが?”は1ステージ目で配置を完了させていたため、3ステージ目で逆転を果たします。“鼻毛born”も追いつきますが、“かやもんですが?”は天叢雲と卑弥呼をすでに配置済み。1撃で撃破するチャンスがどちらにも訪れましたが、2体配置していた“かやもんですが?”が先にゲームを終わらせました。

今大会優勝を決めたのは“かやもんですが?”チーム。配置をしっかり行って進む形は、一時的に相手にリードを許してしまうため焦ってしまいがちですが、それでも落ち着いていつも通りの戦いを見せられたことが勝利へつながったのではないでしょうか。

どの戦略を取るか

どのステージもほぼパーティ編成は固まってきているため、あとはどの戦略を取るかという戦いになっています。安定する形、うまく決まれば最速が出せる形など、バリエーションは様々。もう1つポイントとなっているのは、その上で正確なショットができるかどうかです。戦略の部分で差がつきにくくなっている分、その戦略を想定通り進められるチームが勝ち上がっています。ますます練習と準備が大事になっているので、その集大成を次の会場でも見てみたいですね。

▼関東予選大会の戦いをみる!

九州予選大会

開催日:8月14日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による九州レポート

前大会の上位チームも参戦

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年8月14日、 “モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の九州予選大会が、福岡国際会議場にて開催されました。今大会は決勝大会へ参加できる3チームの枠を争う大型大会となっています。闘会議CUP優勝チームの“ヒッパレ・パレ!!”や、九州予選2位“ヴィジョンファクトリー”など、強豪チームが多くひしめいているため、激しい戦いが予想されます。

タイムアタックRound“氷の道化師”

今回やや多く見られたのは、いわゆる友情コンボ編成とキラー編成のハイブリッドタイプです。強力なロックオンワンウェイレーザーを持つモンスターを2体、キラー持ちを2体といういいところ取りの編成でしたが、今回予選を通過したチームはどちらかに尖ったタイプの編成の方が多かったようです。予選突破のボーダーは2分50秒でしたが、最速タイムが2分12秒。2分10秒台のチームが4チームもあり、かなりハイレベルな戦いでした。

バトルRound

“熱鉄の風車”の編成はかなり煮詰まっている状況です。新世界の創造主 ノアとフランス元帥 ダルタニャン、そして薄幸の天才剣士 沖田総司まではほぼ固定で、もう1枠を越後の軍神 上杉謙信、髪長姫 ラプンツェル、倭男具那命 ヤマトタケル零といったキラー持ちから選ぶ形になっています。ラプンツェルは最終ステージで壁とボスの間にハマれば大ダメージを狙えるので、多少追い込まれていても逆転の可能性があります。1ステージ目の動きも2手で通過するパターンが多く、2ステージ目の3手目、4手目の動きがほぼ勝負を決めるといっても過言ではありません。

“緑林の邪竜”は倭国の女王 卑弥呼など、反射タイプのキラー持ちモンスターの動きで差がつきやすくなっています。ぷよりんを利用して最初から最後までボス戦のために右下に配置を徹底する動きもメジャーとなってきました。ただ、その場合1体分攻撃できるターンを失うことになるので、あまり時間をかけすぎてしまうとせっかくの配置が間に合わなくなってしまうという危険性もあります。SSを撃つタイミングなども非常に重要なので、今回使用されているクエストの中でも特に難しい印象です。

準決勝の “黄泉の主宰神”は、ノアとダルタニャンの組み合わせが4チーム中3チームと大人気。もう1つは友情コンボの範囲が広い生成神 ヴェルダンディが人気のようでした。貫通化SSはゾンビループに使ってよし、ボス戦で使ってよしの万能SSです。この戦いで差がついたのはゾンビループの抜け方でした。ボス戦から強い編成もありますが、基本的にボス戦まで先行したチームが勝っています。ゾンビループに一旦ハマってしまうと、運が悪いととことんハマってしまう場合もあるので、そこで大きく差を開いておけば後半精神的にも落ち着いてプレイできると思います。

3位決定戦はまさかの同じ編成同士

“氷の道化師”で“Alice With Ace”、“60ME-C”の両チームが使ったのは友情コンボ編成。順番は違えど全く同じモンスターでの戦いとなりました。しかし試合展開には大きく差が出ます。味方のモンスターを一箇所になるべく固まるように位置取りをした“60ME-C”チームは、毎ターンすべての友情コンボを発動させることができ、その友情コンボのターゲットもほぼ重なるため一瞬でシールドを削り、ボスにも大ダメージを与えていきました。安定パーティのため差は出にくかったんですが、このプレイングの差が決め手となったようです。

技と技のぶつかり合いとなった決勝戦

決勝を争うのは、“ひっぱりハンティング”と“モンスト外の人”の2チーム。タイムアタックRound通過チームの中では13位と14位のチームでしたが、その他のステージをしっかりと仕上げていたためここまで残れていたように思います。

1本目の“氷の道化師”は壮絶な戦いとなりました。両者友情コンボ重視の編成ですが、どちらもガブリエル入りというのが特徴的でした。ガブリエルの電撃は位置調整を行う必要があるため、少し上級者向けの編成と言えます。友情コンボ重視の編成とはいえ、しっかりと直ヒットによるダメージも稼いでいくプレイを見せた“モンスト外の人”チームが1ステージ分差をつけてまずは1勝となりました。

2本目は順番、編成ともに両者全く同じ。しかし戦いが始まると2手目ミスショットが発生し、早くも差がついてしまいます。“ひっぱりハンティング”がわずかに1手分ほど先行したままボス戦までたどり着きましたが、“モンスト外の人”はその差を埋めることはできずそのまま“ひっぱりハンティング”が1勝を返しました。

泣いても笑っても勝負を決める3本目。“ひっぱりハンティング”は終始豪鬼の配置を優先。途中のステージで差を許してしまっても、ひたすら豪鬼を右下に配置し続けます。一方“モンスト外の人”は先行した状態でダメージを重ね、狙えるタイミングでボスと壁の間に入れようという作戦。最終ステージ、配置が完了してしまった“ひっぱりハンティング”に対して、“モンスト外の人”に与えられた猶予は約4体分のターン数しかありません。果敢に隙間を攻めましたがクリティカルなダメージを与えることはできず、最後は予測通り“ひっぱりハンティング”の豪鬼が1発でバジリスクを仕留めました。

今大会優勝を決めたのは“ひっぱりハンティング”チーム。大舞台にも関わらず、練習通りの動きを完遂し、落ち着いてプレイできたことが勝利につながったのではないでしょうか。いつも通りのことをいかにいつも通りやれるか、それをこの戦いまでに行ってきた練習が裏打ちしてくれたのだと思います。

運否天賦ではない

タイムアタックRoundはどうしても日頃出ないようなミラクルショットが決まってしまっても通過できるという側面がありますが、バトルRoundに入り上位に進むごとに試合数は増え、実力の差が浮き彫りになってきます。今回の決勝戦は、そういう意味でもかなりレベルの高い試合が見れたのではないかと思いますね。ミスは必ず起こるものと考えて、そこからどれだけリカバリーのバリエーションを考えておくか。すべてを想定の範囲内とすることで、タイムを縮められます。いよいよ次が最後の地方予選大会。期間だけで言うと最長の練習時間を取れるため、レベルの高い戦いが見れそうです。

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北海道予選大会

開催日:8月21日

モンストグランプリ2016 応援団長ターザン馬場園による北海道レポート

いよいよ最後の地方予選大会

みなさんどうも! “モンストグランプリ2016”応援団長のターザン馬場園です。2016年8月21日、 “モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ”の北海道予選大会が、札幌コンベンションセンターにて開催されました。今大会はこれまで開催されてきた地方予選の最後の大会となります。

タイムアタックRound“氷の道化師”

今回も友情コンボ編成とキラー編成の2パターンの戦いになっていたようです。最後の大会ともなればこれまでの予選大会の集大成ということもあり、ほぼ研究され尽くしていたのではないでしょうか。予選1位のタイムは2分20秒、ボーダーは2分59秒という結果でした。

バトルRound

“熱鉄の風車”では、東北予選大会で登場した青い翡翠 春麗を採用した形が多く見受けられました。新世界の創造主 ノアとフランス元帥 ダルタニャンといった友情コンボが強力なモンスターのターンにも、爆発で友情コンボを誘発できるのは大きなアドバンテージとなります。近接すると大ダメージを狙える白鳥星座の青銅聖闘士氷河を採用しているチームも初めて登場しました。

“緑林の邪竜”はこれまでボス戦前に倭国の女王 卑弥呼などの配置を完了していくパターンが多かった印象ですが、今大会は違いました。左上から一気にかちりんをかわして右下に入り込む戦略を取るチームが続々登場。途中で時間を使わずボス戦で時間をかける形ですが、うまくいけば配置型のチームを出し抜けるので人気が集まったのかもしれません。しかし、もちろんその分難易度は上がります。

準決勝の “黄泉の主宰神”は、定番のナポレオンの強さを再確認した戦いだったと思います。神キラーはボス戦に入れば無類の強さを誇るので一気に追い上げたり、逆に逃げ切ったりすることができます。友情コンボの爆発もサポートとして非常に優秀でした。また、フォックスメタルによる1撃必殺を狙うチームもいましたが、惜しくも決まることはありませんでした。

1枠を賭けた白熱の決勝戦

決勝は“AKIYOSHI”と“MONST-PLANET”の2チームの戦いです。どちらも落ち着いたショットに定評があります。

1本目の“氷の道化師”は“MONST-PLANET”がミスのないショットで次々とステージを突破していきます。時間がかかりがちなルイ13世も左上を狙って大きく削り、最後もガブリエルを右下にうまく差し込んでほぼ1ステージ分差をつけて“MONST-PLANET”の勝利となりました。

2本目のクエストには、“AKIYOSHI”はカムイ、“MONST-PLANET”は春麗と、それぞれ攻めたモンスターを選択。両者3ステージ目まではほぼ差はありませんでした。しかし、“MONST-PLANET”は右上にダルタニャンとノアを入れることに成功し、一気に削ります。最後は先行した“MONST-PLANET”がそのままダルタニャンとノアで攻め、見事優勝を飾りました。

最後の予選で優勝したのは“MONST-PLANET”チーム。前回大会の北海道予選大会でも2位だったということで、実力は折り紙付きということだったのかもしれません。モンスターの選択からステージの攻め方まで、かなり練りこまれたものだったと分かる試合運びが印象的でした。

何を信じるか

優勝した“MONST-PLANET”チームは研究に余念がありませんでした。過去の大会もほぼすべてをチェックし、情報収集もしっかり行っています。そこではたくさんの攻略の選択肢が出てくるはずですが、その中でどの選択をするのかというのはやはり実際に使ってみて選ぶしかありません。パーティの編成が悪いのか、プレイングスキルの問題なのか、そう簡単にわかるものではありませんが、最後に信じるのはこれまでの練習しかないはずです。落ち着いたプレイをするためにも、1回1回に自信を持ちながらプレイする、そういうメンタルの構築も大事な準備かもしれませんね。残すは当日予選と決勝大会。さらなる熱い戦いを楽しみにしています。

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